グレーゾーン

私は、グレー色が好きで、若いころより
ファッションにグレーを取り入れること
が多い。しかし、グレーはとても難しい
色だと感じる。特に、年齢を重ねた今、
このグレーを、年相応ながら、ステキ
に取り入れる・・・というのをテーマに
楽しんでいる。なぜ、グレーが好きか
・・・その色自体にすごくインパクトが
ないけれど、他の素材との繋ぎがうまく
いくと、とてもオシャレでお上品になる。
それは、決まっていることでなく、その
時々で、いろんな表情を醸すのです。
その、決まってないあたりが、魅力的。

グレーといえば、グレーゾーンという
言葉を思い出します。なんだか曖昧で、
はっきりしないイメージですが、白黒
はっきりさせないのが、悪いということ
はないのです。

もともと、日本人には「間」の文化が
あります。空間的には、お茶の間とか
床の間、間取り・・・これら日本家屋の
特徴は、襖や障子を取り外して、個の
空間がみんなが集えるような広間に
なったり、また、四季に合わせて、部屋
の居心地を変化させる利点がある。

心理的にも、YES NOをはっきり
言えない日本人。それは、こうした
文化が、そうさせているのかもしれま
せん。

私はそんなグレー「間」いう時間、空間
を素敵だと思うのです。文章を書くとき、
レシピを考えるとき、人と付き合う時、
オシャレをするとき、私の軸なのです。

この「間」が、相手の個性を引き出したり、
私からの思いやりであったり、想像とか
創作の楽しみを人に感じてもらえる時間
だと思っています。

何でも、はっきりさせる必要はなく、
時に、そんな時間を共に楽しみ合う
ことも有りなのです。

もちろん、それがダメ!ということも
あると理解はしています。しかし、自然の
流れを大切に生きてると、何事も人間の
決めごとで解決することは難しく、たく
さんの知識が逆に邪魔をすることがある
みたい。

敢えて、グレーゾーンを持ち備える
生き方。大和撫子?!

でも、やるときはやる!大和撫子七変化
なのである。